ニキビなら京都市中京区の御所南はなこクリニック

ニキビ ACNE

ニキビについて

ニキビの症状に合わせ
適切な治療をご提案いたします

毛包(毛穴)が詰まってできる小さな発疹のことを言います。さまざまな原因による皮脂の過剰分泌により起こります。ニキビができる箇所は、脂腺性毛包とよばれる皮脂線が大きく発達している毛穴です。この毛穴は顔や胸、背中などにたくさん集まっており、この部分にニキビができやすくなっています。

原因

思春期にできるニキビ

思春期になると脂腺が大きく発達して、皮膚を保護するあぶら分(皮脂)をたくさん作れるようになります。その皮脂の過剰な分泌が主な原因です。

大人のニキビ

不規則な生活、ストレス、紫外線を過度に浴びる、化粧品の成分などさまざまです。これらが原因となりホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンの分泌が盛んになります。その結果、皮脂が過剰に分泌され、その皮脂は毛穴の出口を詰まらせます。詰まりにより肌のターンオーバーが乱れ、アクネ菌が繁殖しやすい状況になりニキビができてしまいます。

治療方法

内服薬

ニキビ治療で処方される内服として、保険適用内では主に抗生剤やビタミン剤、漢方薬などがあげられます。ビタミン剤は、ビタミンB2、B6、E、Cなどが配合されています。

内服薬の特徴
  • アクネ菌の殺菌と抑制
  • 毛穴詰まりの改善
  • 皮脂の分泌を整える

外用薬

毛穴の詰まり改善やアクネ菌増殖の抑制に効果がある過酸化ベンゾイル、アダバレンなどの有効成分を含む外用薬を処方します。

外用薬の特徴
  • アクネ菌を殺菌、増殖抑制
  • 毛穴詰まりを改善
  • 面ぼう抑制

日常の注意点

  • 1日2回洗顔料を使って洗顔し、肌を清潔に保ちましょう。
  • 洗顔料はしっかりと泡立ててから、こすらずに優しく丁寧に洗顔し、すすぎましょう。
  • 手でニキビをつぶすと、細菌感染を引き起こして悪化することもあるので、自分ではつぶさないようにしましょう。
  • ビタミン豊富な緑黄色野菜や、食物繊維を含んだ食物など、バランスのとれた食事を心がけ、睡眠をしっかりとるようにしましょう。

よくあるご質問

Q

顔以外にもニキビはできますか?

A

背中や胸にも、皮脂腺のたくさんある毛穴があるため、ニキビができます。

Q

甘いものや脂っこいものを食べ過ぎるとニキビができる?

A

はっきりとしたデータはありませんが、肌のすこやかさのためにはビタミン、食物繊維を含む食事をバランスよく摂ることが大事です。

注意点・リスク・副作用

・妊娠中または授乳中の方は、使用できないお薬がございますので、必ず医師にご相談ください。
・ニキビ治療の外用薬では、治療初期に赤み・乾燥・皮むけ・ひりつきなどの刺激症状がみられることがあります。通常は徐々に改善しますが、強い痛みや腫れ、水ぶくれが出た場合は使用を中止し、早めに再受診してください。
・過酸化ベンゾイルを含む外用薬には脱色作用がありますので、塗布部位が接触する衣類・寝具・タオルなどは白色のものを使用することをおすすめします。
・日焼けや乾燥が強いと刺激が増すことがありますので、日焼け止めや保湿剤を併用するようにしましょう。

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