脂肪幹細胞点滴療法|京都市中京区の皮膚科・美容皮膚科|御所南はなこクリニック

脂肪幹細胞点滴療法 FARSTEMCELLDRIP

脂肪幹細胞点滴療法について

脂肪幹細胞点滴療法とは?

慢性疼痛疾患に対して、自分の脂肪組織から培養された幹細胞(自家培養脂肪由来幹細胞)を投与する治療法のことです。傷害を受けている、もしくは慢性的に炎症を生じている臓器(脳・神経・皮膚・膵臓ランゲルハンス細胞・血管)に対し修復が行われ、慢性疼痛のみならず元来の原因疾患の改善が期待できます。

注意事項

悪性腫瘍治療中の患者様はお受けいただけません。

どこから採取する?

下腹部や臀部、大腿周辺を局所麻酔して3cmほど切開し、脂肪を小指の先ほど採取します。所要時間は20分ほどでほとんど痛みはありません。

幹細胞とは?

赤血球や皮膚、軟骨などの様々な組織の細胞に変化する能力を持つ細胞のことです。
幹細胞にはもともと傷ついたり、弱った細胞を修復する働きがあり、加齢や疾患によって失われつつある本来の身体機能を正常に戻すというのが幹細胞を利用した再生医療の考え方です。
この脂肪幹細胞点滴療法も、その再生医療の考え方を用いた治療となります。

自家脂肪細胞由来幹細胞による点滴治療について

TROUBLE

脂肪幹細胞点滴は下記の症状に効果が期待できると言われています。

  • 関節炎・線維筋痛症などでの慢性的な痛み
  • リウマチ・膠原病などの自己免疫疾患
  • 重症アトピー皮膚炎
  • 認知症
  • 脳梗塞後遺症
  • 動脈硬化症
  • 糖尿病
  • アンチエイジング効果

当院では
「原因不明の体の痛み」
「怪我や帯状疱疹後などに長らく続く痛み」
といった慢性的な疼痛に対して脂肪幹細胞の点滴治療をおこなっています。

認可クリニックでないとできない治療

当院は、第二種再生医療等提供計画番号を取得しています

先進的かつ高度な再生医療を提供するためには、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会でその治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制の審査を受ける必要があります。そこで認められれば厚生労働省に治療計画を提出することができ、計画番号の取得が可能となります。
当院は厚生労働省に第二種再生医療等提供計画を提出し、計画番号を取得したクリニックですので、安心して再生医療を受けていただけます。

静脈点滴の利点

幹細胞を利用した再生医療は関節内や皮膚に直接注射を行い、損傷した部位の修復を行います。
しかし内臓など体内には直接注入できない場所も多くあり、その場合には点滴を用いて静脈点滴での投与を行います。
静脈点滴で血管に注入された幹細胞は全身をめぐり直接注射できない場所にある組織や臓器の修復や機能の回復を促すことができます。

点滴治療の注意点

残念ながら現時点ですべての臓器に効果があるとは言えません。また関節などの血流が乏しい部位では、点滴治療よりも直接投与するほうが有効な場合があります。 治療困難な疾患に対しても新たな治療法を提供できる可能性が期待されている治療法の一つですが、点滴治療に対する効果には個人差が大きく、あくまでも当院での幹細胞点滴治療の目的は慢性疼痛の治療であることをご承知ください。

点滴治療の流れ

1 美容カウンセリング+血液検査

美容外科の再生医療や他の注入治療と何が違うのか、そもそもどういう治療なのか、副作用は本当にないのか等、お悩み、ご希望、何でもご相談ください。再生医療はインフォームドコンセントに基づき、患者様との信頼関係が構築された上で治療を始めていただきたいと考えております。治療を無理にお勧めすることはございませんのでご安心ください。カウンセリングにて点滴希望をお伺いいたしましたら、その日に血液検査を行います。

<検査項目>TPHA(梅毒)、HBs抗原(B型肝炎)、HCV抗体(C型肝炎)、HIV抗体(エイズ)、HTLV-1抗体(成人T細胞白血病)
<お支払い>美容カウンセリング料、血液検査料(点滴決定の場合のみ)

2 脂肪採取+採血(200ml)

下腹部や臀部、大腿周辺を局所麻酔して吸引(10~30mL)または皮切(1~3g)により、脂肪を採取します。切開部を縫合しますので、抜糸が必要な場合があります。採取する細胞の大きさは小指の先ほどの大きさです。また、同日に採血も行います。 厚労省から認可を受けた細胞加工施設にて専門の技術者により、採取した脂肪組織から脂肪幹細胞(自家培養脂肪由来幹細胞)を培養し、その脂肪幹細胞を約1億個に増殖させます。

<お支払い>脂肪採取+採血料200ml+移植施術技術料+移植幹細胞培養費
<ご注意>採取+採血日は平日でのご予約となります。

3 培養(6週間)
特定細胞加工物製造施設として国から認可された施設にて、厳重な管理体制の下に採取された脂肪から幹細胞を無菌環境下にて培養します。細胞を培養することで、幹細胞の数が約1,000倍に。脂肪注入治療の課題だった生着率の低さを改善します。
4 点滴(1回目)

点滴約250mLを、60分以上かけて緩徐に投与します。投与後は30分程度安静にしてから、ご帰宅いただきます。

<お支払い>なし
<ご注意>通常は1クール3回(月に1回)の点滴を行います。

※3回コースでは1回目と2回目の点滴の際に再度採血200mlをいたします。

5 1ヶ月毎に3回点滴(3回コースのみ)
通常は1クール3回(月に1回)の点滴を行います。治療方針によって回数やスケジュールが変わる場合があります。
6 再診(1ヶ月後)

今後の維持についてなど、術後フォローの美容再診をお受けいただきます。

<お支払い>再診料(都度)

注意事項

治療をお受けいただけない患者様

・癌、悪性腫瘍と診断され術後治療中の患者様

以下の患者様はご相談ください

・欠乏性貧血と診断されるも、日常生活には影響がない患者様
・過去に血液系の疾患と診断されても、現在は治療が終了し通常の日常生活を送れる患者様
・妊娠または妊娠の可能性のある患者様
・生活習慣病(糖尿病、本態性高血圧症、脂質異常症、痛風)
・循環器系疾患(狭心症、心筋梗塞後)
・腎疾患(慢性腎不全透析中)

よくあるご質問

Q

施術後に気をつけることは?

A

当日の飲酒、サウナ、強く圧迫を加えるようなことは避けてください。

Q

細胞採取後、どのくらいで移植できますか?

A

採取した脂肪細胞の培養にお時間を頂戴いたしますので、点滴は採取から6週間後となります。

料金表

料金表

脂肪幹細胞点滴療法

3回コース
血液検査13,200円
脂肪採取+200㏄採血(3回)421,300円
移植施術技術料(3回)660,000円
移植幹細胞培養費(3回)3,300,000円
1回コース
血液検査13,200円
脂肪採取+200㏄採血(1回)140,800円
移植施術技術料(1回)280,500円
移植幹細胞培養費(1回)1,210,000円

※表示金額は全て税込みです。
※基本は3回コースをおすすめしております。
※細胞保管料金:1ヵ月11,000円。株式会社セルバンクとの契約になります。

お支払方法

御所南はなこクリニックでは、
下記のお支払方法が可能です。

現金 現金でのお支払い
クレジットカード ※自費診療のみ
VISA/JCB/
Mastercard/など
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