🦶その症状、爪水虫かも…!!
「爪が白く濁ってきた」「厚くなってきた」「ボロボロする」…
そんな症状、もしかしたら爪水虫(正式には爪白癬)かもしれません😱
爪水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が爪に感染して起こる病気です。水虫(足白癬)が悪化して、爪に入り込んでしまうケースがほとんど。
実は、日本人の10人に1人はかかっているとも言われており、決して珍しくない病気なんです。
爪水虫がある方は足の水虫もあるので、同時に治療しましょう。
🧪どうやって診断するの?自分で判断しないで!
爪水虫は見た目だけでは確定診断できません。
「なんとなく爪が変色してるけど、老化かも?」と放置されることも多いのですが、見た目が似ていても他の病気の可能性もあります⚠️
当院では、顕微鏡検査を行い、爪の一部を採取して白癬菌がいるかを確認します。診断がついたら、保険診療で治療を開始できます💊
💊治療方法は?飲み薬 or 塗り薬?
爪水虫の治療は、以下の2つが主になります。
▶️ 内服薬(飲み薬)

- 白癬菌を内側からやっつける治療法。
- 3ヶ月〜半年ほどの継続が必要。
- 血液検査で肝機能を確認しながら行います。
メリット:治療効果が高い
注意点:肝機能に問題がある方は使用できないことも。
▶️ 外用薬(塗り薬)

- 最近では「爪白癬用」の塗り薬も登場。
- 初期の軽い爪水虫や、飲み薬が使えない方に。
メリット:副作用が少ない
注意点:爪が厚いと浸透しにくく、治るまでに1年以上かかることもあります。
👉治療法は爪の状態や年齢、体質、治療歴によって適切なものを選びますので、まずは皮膚科で相談を。
Webから予約する
🕰️治療期間と注意点について
🕐治療期間は長め!
爪はゆっくり伸びるため、最低でも半年〜1年ほどかかるのが一般的です。
🧤毎日のケアも重要!
- 爪を短く保つ✂️
- 通気性のよい靴・靴下を使う👟
- 家族内でタオルやバスマットを共用しない🚫
⚠️放置するとどうなるの?
「痛くないし」「見た目だけで困ってないから」と放置されがちな爪水虫ですが…
- 徐々に爪が厚くなり、変形・割れやすくなる
- 分厚い爪や変形した爪が、足趾に創をつくる
- 他の指にも感染する
- 家族にもうつすリスクあり👨👩👧👦
皮膚の弱いご家族(高齢者・お子さん)に感染する恐れもあるため、早期治療がとても大切です!
🧼予防も大切!毎日の生活でできること
- お風呂の後は足をしっかり乾かす
- 靴を毎日同じものにせず、ローテーションする
- 水虫がある場合はすぐに治療する
- 家族に水虫がいる場合は、マット・スリッパを共有しない

👩⚕️最後に|気になる爪の変化、まずはご相談を✨
爪水虫は進行がゆっくりな分、気づかずに放置されがちです。
しかし、適切な診断と治療をすればきれいな爪に戻すことは可能です🌈
「もしかして…」と思ったら、お気軽に御所南はなこクリニックまでご相談くださいね😊
見た目の悩みだけでなく、感染を防ぐためにも早めの対応が大切です!