アトピー性皮膚炎の塗り薬🌿基本の使い方+新薬の特徴|京都市中京区の皮膚科・美容皮膚科|御所南はなこクリニック

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アトピー性皮膚炎の塗り薬🌿基本の使い方+新薬の特徴

アトピー性皮膚炎の治療の基本は、塗り薬の治療法です。 症状をうまくコントロールするためには、 薬の選び方や正しい使い方を知ることが大切です。  

基本の治療「ステロイドの塗り薬」

  アトピー性皮膚炎の治療でまず使われるのが「ステロイドの塗り薬」です。 ステロイドには炎症を抑える強力な効果があり、 症状が重い部分から軽い部分まで、部位に応じて強さを使い分けます。  

ぬり方のコツ

ステロイドの効果を最大限に引き出すには、 適量をやさしく「のせる」ように広げることが大切です。 目安として、人差し指の第一関節から指先までの量で手のひら2枚分を塗るのが適量です。 塗っても効果がないと思われている患者さんの多くは 塗る薬の量が十分でない場合がほとんどです。 当院では実際に塗り薬の塗り方も指導いたします。  

副作用について

長期間使うと、皮膚が薄くなったり血管が浮いて見えるなどの副作用がありますが、 全身への副作用はほとんどありません。 ただし、皮膚の薄い、顔面への長期的な外用は ステロイド酒さの原因になることがあるので控えましょう。  

顔や首に使いやすいお薬は?

顔や首に使いたいときには「タクロリムス(プロトピック®)」や 「デルゴシチニブ(コレクチム®)」が選択肢になります。

タクロリムス(プロトピック®)

プロトピックの写真 タクロリムス(プロトピック®)は免疫の働きを抑えますが、初めにピリピリとした刺激を感じることがあるため、しっかりと保湿をした上で慎重に使用しましょう。

デルゴシチニブ(コレクチム®)

コレクチム軟膏の写真 デルゴシチニブ(コレクチム®)は、免疫の炎症物質を抑える効果があり、顔やデリケートな部分にも使いやすい薬です。生後6か月以上の赤ちゃんから使用でき、刺激感も少ないですが、副作用としてはヘルペスウイルス感染症や毛包炎・ニキビなどが出る場合があります。  

赤ちゃんも使える新しい塗り薬

モイゼルト軟膏の写真

「ジファミラスト(モイゼルト®)」

2021年に登場した「ジファミラスト(モイゼルト®)」は、 生後3ヶ月の赤ちゃんから使える薬です。 敏感な肌にも使いやすく、デルゴシチニブ(コレクチム®)に比べて ニキビの副作用も少ないと言われているため、 顔にも長期で塗りやすい薬です。      

保湿ケアも忘れずに!

  スキンケアとして保湿剤で全身の皮膚を守ることも大切です。 保湿剤は皮膚のバリア機能を補い、乾燥や外部刺激から肌を守ります。 適切な量を塗り続けることで、皮膚のバリア機能の修復にも役立ちます。  

まとめ

  アトピー性皮膚炎の治療は、症状や部位に応じた塗り薬と保湿ケアがポイントです。 良い状態に維持していくために適切な外用治療を続けていきましょう!   ————————————————————————- 📍御所南はなこクリニック 🚃地下鉄丸太町駅から徒歩3分(こどもみらい館前) 【診療時間】9:30-17:00●土曜日は9:30-12:30 【休診日】水・日・祝・土曜午後 【午前】時間帯予約制(WEB予約) 【午後】完全予約制(WEB予約) ※午後の診療枠は医師の空きがあれば当日朝に開放されご予約可能になります。    

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