美容に携わる医師がまずはじめに学び、
そして自分にも行っている施術No.1といえば
なんといっても
ボトックス
でしょう💉

▲私もおでこに打ちました💉
✔ シワがなくなる
✔ エラが小さくなる
✔ 汗が止まる
というのは有名なのですが、
「なんでそんなことが起こるの?」
と聞かれると、意外と知られていません😊
今日は少しだけ専門的に
ボトックスの作用機序について書いてみます。
ボトックスの仕組み
ボトックスは
ボツリヌストキシン
というタンパク質から作られた医薬品です。

この薬は、神経から筋肉へ命令を伝える
アセチルコリンという物質の働きを抑えます。
神経
↓
アセチルコリン
↓
筋肉が動く
という流れがあるのですが、
ボトックスはここを弱めるため
筋肉が動きすぎなくなる=シワができにくくなる
という仕組みです😊
だからシワ予防になる
眉間・おでこ・目尻などのシワは
筋肉の動きでできる表情ジワです。

ボトックスで筋肉の動きが弱くなると
✔ シワができにくくなる
✔ 既存のシワが浅くなる
という変化が起こります。
「シワを消す」より
「シワを作らせない予防」
としての治療です✨
小顔効果も期待できる

エラが張って見える原因の一つに、
食べ物を噛むときに使う咬筋(こうきん)という筋肉が発達しすぎていることが挙げられます。
ボトックスをこの咬筋に注入すると、
筋肉の過剰な働きが抑えられ、徐々に筋肉のボリュームが小さくなって(萎縮して)いきます。
その結果、フェイスラインがシャープになり、
エラが目立たなくなって小顔に見える効果が得られます。
実は汗にも効きます
汗も同じく
アセチルコリンによってコントロールされています。
そのためボトックスを注入すると
汗の量が減少します。
特に
- 脇汗
- 手汗

などの治療で行われることが多く、
夏前は脇ボトックスの相談が増える季節です✨

▲汗にお悩みの方はチェックしてみてください🌟ご予約はこちらから
ボトックスは何歳から?
体感としては
30代後半〜40代前半
くらいから相談が増える印象です。
例えば
- 老眼などで眉間にシワを寄せるクセが出てきた
- ファンデーションがシワに溜まる
と感じた頃が、ひとつの目安かもしれません😊
当院のボトックスへのこだわり
当院では、お顔のシワ治療にはすべて
アラガン社のボトックスビスタを使用しています

お顔の繊細なシワを自然な表情を保ちながら微調整するには、効果が安定している製剤が不可欠です。
当院でも過去に様々な種類の製剤を検討・使用してきましたが、
お顔の治療には高品質で細かい調整が可能なボトックスビスタが適切だと感じております。
そのため、当院では妥協せず、アラガン社製にこだわっています!
とは言っても、
コスト負担結構します💦
脇などの広い範囲への注入は単位数が相当必要です。
脇の汗止め治療など、広範囲で細かな調整が不要な部位については、
患者様のコスト負担を減らすために他社の製剤をご案内しております🙇♀️
効果を最大限に引き出すための管理
ボトックスの有効成分は非常にデリケートで不安定なため、
クリニックでの取り扱いや保管方法が効果を大きく左右します。
熱に弱く、常温で長時間放置したり、直射日光に当たったりすると、
成分が失活(効果がなくなってしまうこと)してしまう恐れがあります。
当院では、未開封(フリーズドライ)の状態から希釈後の管理に至るまで、
スタッフ全員で適切な温度管理と保管を徹底し、常に新鮮で効果的な状態の製剤を使用しています。


▲ちょうどこの間行われたボトックス勉強会でも管理の重要性の認識を改めて共有しました
安全で長持ちする治療スケジュールの管理
ボトックスは短い期間で頻繁に打ちすぎると、体に抗体ができてしまい、
将来的に効きづらくなるリスクが高まります。
表面のシワ治療であっても、脇の多汗症治療であっても、体内にボトックスを入れるという点では同じです。
そのため、当院では基本的に前回の施術から半年程度の期間を空けることを推奨し、
患者様一人ひとりに合わせた安全な治療スケジュールをご提案・管理しております。
安心して相談できるクリニックとして
ボトックスは、その方本来の魅力を引き出すオーダーメイドの施術です。
安心して継続してご相談いただける、かかりつけ医として、私たちにお手伝いさせていただきたいです😊
皆様に長く、安心して治療をお任せいただけるよう、これからも製剤選びから管理まで徹底してまいります。
ボトックス治療をご検討中の方や、他院で効果を感じにくかったという方も、ぜひ一度当院へご相談ください。
この記事を監修した医師
木谷 美湖野(きたに みこの)
御所南はなこクリニック 医師
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 弾性ストッキングコンダクター
2014年長崎大学医学部卒業。神戸労災病院での初期研修を経て、2016年に神戸大学皮膚科へ入局。神戸大学医学部附属病院、三田市民病院、西宮市立中央病院にて皮膚科医としての研鑽を積む。
私生活では2児の母であり、親しみやすい診療を心がけている。


