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鼻周りにニキビができる原因は?ニキビができた場合の対処法も解説

2026年9月16日

「鼻周りにニキビができやすくなる原因は?」
「鼻にできたニキビへの正しい対処法は?」

鼻の周りにニキビができた方の中には、このような疑問や悩みをお持ちの方もいると思います。

ニキビは皮脂や角質などが毛穴に詰まるとできやすくなり、鼻周りもニキビができやすい部位です。

これは、鼻周りがほかの箇所と比べて、ニキビができやすい特徴を持っていることに理由があります。

鼻の周りにニキビができると目立ちやすく、なるべく早く治したいと考える方が多いですが、対処を誤るとニキビが悪化したり痕になったりするリスクがある点に注意しましょう。

本記事では、鼻周りにニキビができる原因や鼻周りにニキビができた場合の正しい対処法について解説します。

1.鼻周りにニキビができる原因


鼻周りにできるニキビは、主に肌質や生活習慣などが関わることが多いです。

具体的には、以下のような原因が挙げられます。

  1. 皮脂の過剰分泌
  2. メイク汚れ
  3. 鼻への刺激
  4. 生活習慣の乱れ・ストレス

特に20代以降のニキビは複数の原因が関わることで生じるケースも多いため、生活習慣全体の改善が欠かせません。


(1)皮脂の過剰分泌

鼻周りにニキビができる主な原因として、皮脂の過剰分泌が挙げられます。

額から鼻筋にかけてのゾーンは「Tゾーン」と呼ばれ、皮脂腺が多く集まっている部位です。

そのため、皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に詰まって炎症を起こし、ニキビの原因となることがあります。

特に思春期には成長ホルモンのバランスが崩れ、皮脂腺が刺激されて皮脂の過剰分泌が生じやすく、「思春期ニキビ」と呼ばれるニキビでも比較的よく見られます。

また、体質的に皮脂の分泌が盛んな脂性肌(オイリー肌)の人では、思春期を過ぎても鼻周りにニキビができやすい傾向があります。

(2)メイク汚れ

メイク汚れが鼻周りに残ることも鼻周りのニキビの原因の一つです。

ファンデーションやコンシーラーをしっかり塗る人や長時間メイクをつけたままにする習慣がある場合には、特に注意しましょう。

メイクを落とすときに十分にクレンジングができなかった場合、皮脂や古い角質と混ざって毛穴に詰まりやすくなります。

そうすると、炎症が生じてニキビの原因になってしまいます。

このように、メイクやクレンジングの方法・習慣によって鼻周りのニキビが誘発される可能性がある点にも注意が必要です。

特に鼻周りにニキビが繰り返す場合には、メイクの方法などの見直しも検討しましょう。

(3)鼻への刺激

鼻をよく触る人や花粉症などで鼻をかむ癖がある場合には、鼻への刺激がニキビを誘発する可能性があります。

肌に触れたときに細菌などが付着すると、それが毛穴に入って炎症を引き起こし、ニキビの原因になる場合があります。

また、鼻をティッシュでかむ習慣がある場合には、鼻の皮脂もふき取られてしまい、肌が乾燥してしまいます。

すると、肌に潤いを戻すために皮脂が過剰に分泌されてしまい、毛穴に詰まってしまうことでニキビができやすくなります。

なお、日常的にマスクを着用する習慣がある場合や仕事の関係上マスクが必要な場合には、マスクによる蒸れや刺激もニキビを引き起こしやすいです。

特にマスクの線維と鼻が擦れると、肌に刺激が加わり、肌のバリア機能が低下してしまいます。

また、マスクを外すと外気に触れてマスクが覆っていた部分の水分が蒸発し、肌が急激に乾燥することで肌がダメージを受けやすくなります。

これによって、ニキビが生じやすくなることもあり、鼻周りのニキビが繰り返す場合には鼻への刺激を抑えるように工夫が必要です。

(4)生活習慣の乱れ・ストレス

生活習慣の乱れやストレスは、ホルモンバランスを崩す原因にもなります。

ホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌を促すホルモンが過剰になり、毛穴に詰まることでニキビができやすいです。

また、自律神経のはたらきが乱れると、肌のターンオーバーのサイクルも乱れてしまい、古い角質などが残りやすくなり、ニキビができたり悪化したりする可能性があります。

さらに、食事の栄養バランスが崩れた状態が続くと、皮脂の過剰な分泌を引き起こす可能性も高まります。

特に炭水化物(糖質)や脂質に偏った食習慣が長く続いている場合には、ニキビを繰り返しやすくなることにも注意しましょう。

2.鼻周りのニキビへの対処法


鼻周りにニキビができた場合には、原因に応じた適切な対処が必要です。

特に意識すべきポイントとしては、以下のものがあります。

  1. ニキビをつぶさない
  2. 鼻への刺激を避ける
  3. 適切なスキンケアを行う
  4. 生活習慣を整える
  5. 皮膚科などの専門の医療機関を受診する

(1)ニキビをつぶさない

鼻周りにニキビができると目立ちやすく、ニキビが気になって触ったり、つぶしたりする方もいるでしょう。

しかし、ニキビへの刺激は、却って悪化させる原因にもなるため、むやみに触らないことが重要です。

特にニキビをつぶしてしまうと、一時的には目立たなくなりますが、つぶした箇所から細菌などが侵入し、さらに炎症が悪化する原因にもなります。

また、ニキビをつぶしたり刺激を加えたりすると、ニキビが繰り返しできやすくなり、ニキビ痕の原因にもなるため、注意が必要です。

(2)鼻への刺激を避ける

鼻周りにニキビができたり繰り返したりする場合には、鼻に刺激が加わり続けている可能性もあります。

そのため、ニキビができている箇所だけでなく、鼻全体に触れないことも大切です。

手に細菌などが付着していると、鼻に触ることで新たにニキビができてしまう可能性もあります。

また、マスクの着用も鼻への刺激となるため、ニキビができた場合には着用を避けることが望ましいです。

もっとも、職業などの関係でマスクの着用を避けられない場合には、鼻とマスクの間にコットンを挟むなど、刺激を和らげる工夫が必要です。

さらに、マスクによる蒸れが肌にダメージを与えることがあるため、綿やガーゼなどの通気性がよい素材を選ぶことも意識しましょう。

(3)適切なスキンケアを行う

鼻やニキビへの刺激を避けるとともに、スキンケアを心がけることが大切です。

特に洗顔やクレンジングを丁寧に行うことで、ニキビの改善や予防の効果が期待できます。

例えば、洗顔の際には洗顔料をしっかりと泡立てた上で、肌をこすりすぎずに優しく皮脂を洗い流すようにしましょう。

また、メイクを落とす場合には、クレンジング剤を肌に優しくなじませてから十分にすすぐように意識することが大切です。

なお、洗顔料もクレンジング剤も多く使えばその分汚れが落ちるというわけではありません。

洗顔料やクレンジング剤の洗い残しがある場合、それが毛穴に詰まることでニキビの原因になるため、適量の使用を心がけましょう。

(4)生活習慣を整える

食事の栄養バランスやストレスへの対処などを通して、生活習慣を整えることもニキビを改善するためには有効です。

例えば、炭水化物(糖質)や脂質に偏った食習慣がある場合には、皮脂の分泌が促されてニキビができやすくなります。

そのため、甘い菓子類や揚げ物などを過剰に摂取するのは避け、ビタミンやタンパク質、食物繊維などを意識的に摂取するのがおすすめです。

肌の健康維持に効果的な食品として、ビタミンAを多く含むニンジンやほうれんそうなどの緑黄色野菜、皮膚の修復に必要なタンパク質を含む大豆や魚などをとるのも意識しましょう。

また、睡眠不足はストレスと密接に関わり、肌のターンオーバーのサイクルを乱してニキビを増やす原因にも関わります。

持続的にストレスを感じている場合には休日にリフレッシュの時間を確保するほか、十分な睡眠をとることも心がけましょう。

(5)皮膚科などの専門の医療機関を受診する

鼻やニキビへの刺激を避けたり、スキンケアを工夫したりすることで、軽度のニキビであれば改善が期待できます。

しかし、炎症が広がっている場合やニキビが繰り返しできる場合には、セルフケアだけでニキビを改善するのは限界があります。

特にセルフケアを数か月ほど行ってもニキビが改善しない場合には、セルフケアの方法が間違っている可能性もあります。

そのため、自力での改善が難しい場合には、なるべく早期に皮膚科などの医療機関を受診することが大切です。

3.鼻周りのニキビについてよくある質問


鼻周りのニキビは、思春期だけでなく、成人してからもできやすい傾向があります。

20代以降でも見られることがあり、当院には以下のような質問や相談が寄せられることが多いです。

  1. 鼻周りで特にニキビができやすい箇所はありますか?
  2. 皮膚科などを受診すべきタイミングはいつですか?
  3. 鼻周りのニキビを予防するためのポイントはありますか?

(1)鼻周りで特にニキビができやすい箇所はありますか?

鼻周りは全体的に皮脂の分泌が盛んであり、ニキビができやすいですが、特に以下のような箇所にできやすいといえます。

  • 鼻筋
  • 鼻頭(鼻の上)
  • 小鼻の周り
  • 鼻の下

特に小鼻の周りは凹凸があり、皮脂などが溜まりやすいだけでなく、メイクの洗い残しも起こりやすいです。

また、鼻頭や小鼻はマスクなどによる刺激も受けやすく、ニキビができやすい箇所といえるでしょう。

何度もニキビが繰り返す場合には、これらの箇所に刺激などが加わり、皮脂が過剰に分泌されている可能性があります。

普段の生活習慣やスキンケアの方法などを振り返り、改善を行うことがニキビの治療や予防に欠かせません。


(2)皮膚科などを受診すべきタイミングはいつですか?

特に最初は目立った症状がなかったにも関わらず、セルフケアを行う中で痛みなどがでてきた場合には、ニキビが悪化している可能性があります。

ニキビには進行度合いに応じて、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビがありますが、自力で対処できるのは黒ニキビまでです。

痛みなどの症状が見られる場合には、赤ニキビに移行していることも多く、放置すると炎症がさらに悪化し、ニキビ痕になる可能性もあります。

そのため、ニキビができたらすぐに皮膚科へ来院ください。

ニキビの治療のみならず、ニキビができづらい肌を作っていくことが可能です。

(3)鼻周りのニキビを予防するためのポイントはありますか?

鼻周りにニキビができないようにするためには、適切なスキンケアと生活習慣の改善が欠かせません。

特に鼻周りは皮脂の分泌が多い箇所であり、1日に朝夕の2回を目安に洗顔を行い、過剰な皮脂を洗い流すのが効果的です。

しかし、肌の表面を強くこすると肌にダメージを与え、炎症やニキビを誘発する可能性があるため、優しく洗い流すように意識しましょう。

また、洗顔の後はしっかりと保湿し、肌のバリア機能を保つことも重要です。

なお、当院では、トラネキサム酸が配合された化粧水のみを使用した保湿を推奨しています。

トラネキサム酸には炎症を抑えるはたらきがあり、ニキビの赤みを軽減する効果が期待でき、肌荒れを防ぐことにもつながります。

詳細はこちら

これに加えて、食事の栄養バランスを整えたり、ストレスに適切に対処したり、生活習慣全体の質を向上させるのもニキビの予防のためには大切です。

まとめ

鼻の周りは皮脂の分泌が盛んであり、鼻への刺激やメイクの洗い流しなどが加わることでニキビができやすくなります。

ニキビが軽度であれば、鼻への刺激を避け、正しい方法でスキンケアを実施するなどのセルフケアで改善できる場合もあります。

しかし、炎症が広がって痛みなどが見られる場合やニキビが繰り返しできる場合には、自力での対処は難しいです。

誤った方法でケアを行うとニキビが悪化し、ニキビ痕になる可能性もあるため、自力での改善が難しい場合には早期に皮膚科などを受診しましょう。

この記事を監修した医師

木谷 美湖野 医師

木谷 美湖野(きたに みこの)

御所南はなこクリニック 医師

保有資格・所属学会
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本美容皮膚科学会
  • 弾性ストッキングコンダクター

2014年長崎大学医学部卒業。神戸労災病院での初期研修を経て、2016年に神戸大学皮膚科へ入局。神戸大学医学部附属病院、三田市民病院、西宮市立中央病院にて皮膚科医としての研鑽を積む。
私生活では2児の母であり、親しみやすい診療を心がけている。


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クリニック情報

📍御所南はなこクリニック
🚃地下鉄丸太町駅から徒歩3分(こどもみらい館前)
【診療時間】9:30-17:00●土曜日は9:30-12:30
【休診日】水・日・祝・土曜午後
【美容皮膚科】完全予約制(WEB予約


 
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